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2008年12月 5日 (金)

島時間

081204_211101 昨夜は、那覇マラソンに初参加する○ドクターほか職場のメンバーと第1木曜日:月一回の職場の定期練習会(1.5kmジョグしてから30分走)で走りました。小生は4分30~50秒で走りました。「Kのフルのレースペースやでえ。。」とゆうたら、今度初めて大仏マラソン10kmにエントリーしている研修医の○下嬢は信じられないような顔をしていました。

町のマラソン倶楽部に入って走ろうか、と思っている市民ランナーの「普通」のこと(月間走行距離300km)はやっぱり「普通」やないねんねえ。。。

夜診で一生懸命仕事した衛生士さんも参加してくれました。楽しい飲み会でええ気持ちでありました。

○ドクター:「蒼い海と蒼い空」が目的で沖縄に行かれるのではないのですね?との質問がありました。

小生が沖縄に行くのは? <再掲>

<TBタートルズ会誌:かめの子ニュース05年11月号>
 那覇空港に降り立つだけでもう「ゆるゆる・へなへな」になってしまいます.平成13年12月に仕事で那覇に行ったのが初めての沖縄でしたので,以前から沖縄病に感染していたわけではありません.ノムダンと初めて会ったのも,平成14年1月開催の宮古島ワイドーマラソン(100km)でしたね.宮古島は,周りにある小さな来間島・池間島とは長い橋で結ばれています.コバルトブルーの海の上を走るのです.それは幻想的な世界でした.
蒼い海と空,そして広大なサトウキビ畑,この豊かな自然を満喫する為に小生は,沖縄に行くのではありません.
 イチャリバチョーデー(一度会えば皆兄弟).翌平成15年3月に次女の中学進学記念に,父・母・Kちゃん・娘2人を連れて沖縄本島へ家族旅行をしました.那覇の郷土料理店「うりずん」でラフテー・ドゥルテンを食べ,泡盛を飲んでいた時です.三線(さんしん)を持ってきた家族連れが,三線を弾き歌い出すと,別のグループのおばさんが踊り出したのには,家族全員びっくりしました.その後,父・母・娘二人はホテルにもどり,Kちゃんと二人ぶらぶらと「桜坂」を歩きました.この「桜坂社交街」は,以前は遊郭のあったところです.国際通りから一筋入っただけで木造の軒を連ねた居酒屋,汚れた打ちっ放しのコンクリートに朽ちた看板が取り付けてあるバーなどが建ち並び,そして三線の音色が聞こえ,戦後復帰直後にタイムスリップした感覚になるディープなところです.そして,ふと目についた木造二階建ての山羊料理専門店「さかえ」のドアを開けたのでした.このドアが沖縄病に感染するドアだったとは知らずに.カウンターに座った二人を待っていたのは「イチャリバチョーデー」.常連客,旅行客,店のオバアと娘,皆旧知のように「ゆんたく(おしゃべり)」・を楽しみました.ミルキーでコクのある山羊刺しを食べ,泡盛の香りが奥舌に広がり上咽頭に抜けていきます.脳幹までしびれるような深い酔いが全身を包み込みました.人なつっこいお店のオバアと娘,そして常連客に,日頃忘れがちな思いやりの心を感じました.今年になり,いてもたってもいられず,誕生日割引を利用し長女を誘い,憧れのコザ(沖縄市)にも行きました.行きたかったのは「デイゴホテル」.それとコザの民謡スナック「姫」です.ここは沖縄民謡界の歌姫を言われている,我如古より子のライブハウスです.ここでも「イチャリバチョーデー」,開店時間の午後9時から午前2時まで,オーラを放つ我如古より子のステージと,その後の「ゆんたく」を楽しみました.

 歩行のスピードは大阪人が一番速いと言われています.毎日の通勤,そして分刻みで進んでいく仕事,すこしでも周囲のペースが落ち自分にあわなくなると,イライラします.今回の久米島マラソンでは,ホテルの高価なバイキング朝食を食べず,ほかほか弁当屋さんでほか弁を買い,すぐ前の広大なエメラルドグリーンのイーフビーチに,ブルシートをひき「朝から公園会」をしました.その時のほかほか弁当屋さんの店員さんの手際の悪さ,動きの遅さ.「トロイ!」って感じました.そうそう,ここは島!「島時間」が流れているのです.それを思ったとたん,深呼吸をしました.歩行スピードだけでなく,世の中はスピードアップ.ネットで注文すれば,書物もCDもほしい物はすぐに手に入ります.本当に便利になりました.しかし世の中が,スピードアップすればするほど,そのペースが落ちたときの「いらち度」もアップしてしまいます.車にETCを付け料金所はすいすい通過して毎日便利なのですが,いったんドンくさい車がETCレーンに入りもたもたすると,なんじゃ~はよどかんかい!!・・・はたして,ETCは,僕を幸せにしてくれいるのだろうか??
 昔は薩摩に支配され,地上戦で多くの非戦闘員が死亡し,現在も米軍基地が集中する沖縄.所得格差,失業率も内地とは大きく違います.ダンディーとレースの翌日ジョグをしている時,ダンディーが「お寺」がないことに気がつきました.沖縄最古の民家で国指定重要文化財の上江洲(うえず)家の管理をしているおばあに聞いたところ,沖縄では仏教やキリスト教などの宗教があまり浸透してはおらず、先祖崇拝や沖縄独特の信仰があるそうです.信仰,気候,そして過去の歴史の上に,「そんなに無理をしないでも,明日があるさぁ」と肩の力を抜く「ナンクルナイサァ(何とかなる)」精神が培われ,人を許すというのか,あたたかい包容力となっているのでしょう.さらに占領しているアメリカの文化までもとりこんでしまう,チャンプルー(まぜこぜにする)文化の懐の深さを感じてしまいます.
 偶然,那覇→伊丹の飛行機の隣に,職場の看護副部長が乗っていました.大阪から那覇に嫁ぐ,娘さんの結婚式の帰りとのこと.沖縄ではお祝いの席では,やはり最後はカチャーシーだそうです.これは三線の奏でる跳ねるようなリズムに合わせて,「こねり手」「ひねり手」とよばれる空中をかき混ぜるような動きで踊ります.コンサートでも,もちろんマラソン後の完走パーティーでも最後はカチャーシーです.マラソンを走り,泡盛を飲んで,カチャーシーを踊る.これが沖縄のマラソンです.日頃,かちかちに固まって硬直している肉体とこころを,「ゆるゆる・へなへな」にしていく.それが沖縄なんです.

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コメント

月間300kmは一般ピープルには普通じゃないですよ!最近NZのお母さん(失礼、お姉さんか・・)を決めました。こっちに来て住んでる市内では初めて知り合った人です。彼女を含め何人もの人が正看護師を取れ、と言います。(日本語でも大変なのに・・)私は52歳なので99%諦めています・・・・・が、こっちは定年が65歳です。看護コースに入るにも高い英語力がいります。そのためのコースも半端な値段じゃありません。永住権を取れば奨学金が利用できることが分かりました。あああああああ、まるで私にとってマラソンのゴールのように遠いですが、いっちょう頑張ってみるか。経験は就職時、一応考慮されるので。正看護師になったら「TOMORROW」をバックにブログにアップしますよ、Kさん

ちなみに、早くて5年先です・・・

Mayumiさん、5年先でも まだまだ若いです!
正看護師になられて、ブログにアップしていただける日を楽しみに舞っています。サポートしてくれるお友達も増えて嬉しいですね。海を越えて応援しています。

Kさん、今日はキャリアサービスの人に会いました。海外から来た人たちに仕事や英語のサポートをするオーガニゼーションです。実は正看護師になりたくないんです・・・(NZでも日本と一緒で正看護師は超多忙でストレスフルな職業で、成り手が不足しています。給料の割に責任は重大。キャリアサービスの人が「あなたが10代だったら正看護師を勧めるけど・・・これから先ストレスを感じながら人生を送るのは賛成できない」って。だから楽しんでできる老人ホームでのレクリエーション(こっちはレク専門の職業があります)や、エクササイズの資格を取ってみようかな、と思います。奨学金という選択もあるようで、永住権取得後2年したら訪ねてみなさい、と。何の仕事でもいいです、人のお役に立てるなら

・・・・・と書きましたが、メンタルヘルスから、どぅーーーーーーーしても逃れられない私。そのようなコースの広告があると誘惑に負ける・・・。メンタルヘルス専門ナースになるには正看護師でないとダメなんです。だから5年じゃなくて、もっとかかる。ま、今はまず英語がフルエントになること、それが最優先です。体調がすぐれないと気持ちばかり焦るけど、やっぱり本当に心からやりたい事を、例え到達できなくてもやり続けて行きたいです。夢って、そういうものですよね。

Mayumiさん、槇原敬之のうたにもありますね
夢は時間を裏切らない、時間も決して夢を裏切らない、、、
Mayumiさんの夢を時間をかけても 実現させてくださいね。

Kさん、ありがとうございます
その時その時の自分の状態なりに、人のお役に立てる仕事なら何でもいいや、と思ってますが「夢」は夢として見続けていくことにします。千里の道も一歩から、って感じですね。

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