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2008年2月 4日 (月)

Kの東京国際女子マラソン07完走記

PhotoKの07年東京国際女子マラソンの完走記です。
TBタートルズ会誌:かめのこニュース2月号掲載

その写真集

東京国際女子マラソンが私たち市民ランナーに門戸を広げてくれて、エントリーすること3年目。ベストコン ディションに恵まれた05年、冷たい雨に泣いた06年、そして今年はどんな1日になるのか、思い入れは深まりました。去年は故障で思うように練習が出来ま せんでしたが、今年は暑い夏の20キロ走、秋からの30キロ、大泉で走った40キロ、そして憂鬱だった?木曜ナイトランも真面目にこなしました。
ナ イトランでもベストが出て、淀川ハーフも無理だと思っていた1時間35分切りが出来ました。貧血も治って体調も万全でした。完走よりも自己ベスト更新の 20分切り、絶好調なら15分切り?。。と今年で最後になる(と、思っていた)東京は、新しい世界に向かってチャレンジする走り方をしようと、横浜の礼子 ちゃんと約束しました。否応なしに緊張は高まりました。
 
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Photo_3   前日は東京応援団のQちゃん大出さんも来てくれて、横浜の礼子ちゃん、マミ君そして友人の包やんの参加で前夜祭をしてくれました。ホテルに帰ってからは知ちゃんと電話で話をして緊張を分け合いました。
 

Reiko 79db 9162 寒かった前日に比べて当日朝は、雲一つない晴天。日差しは強く、気温はあがりました。緊張のためか何度もトイレに行き、用意をすませスタジアムに入りまし た。みんなが声援をくれ、千葉在住の学生時代のワンゲルの友人夫妻も去年に続き応援に来てくれました。ありがとうと手を振りながら、涙が出て出て困りまし た。やっと、スタートラインに立てた安堵感とうれしさ、応援してくれる人たちへの感謝で、しばし緊張を忘れ幸せでした。横で礼子ちゃんも同じように泣いて いました。二人で困るよね、どうしよ~といいながらまた泣きました。やっぱり、みんな「気持ち」は同じなんだな。
 
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 スタジアムを1周歩いて回った後、スタートです。スタジアムの中で1キロ4分42秒、もう少しペースアップしようと下り坂を走りました。
増上寺で応援を受けました。 DNSの谷川真理さんの応援の声が聞こえました。「みんな~リラックスしましょう! 肩の力抜いて、はい 深呼吸」そうだな。少し楽になりました。
  15キロを過ぎたあたりから 早くも足が少し重くなり始めました。礼子ちゃんが追いついてきました。並走したいけど足がついていけない。日差しはきつく気 温は上がり、すべての給水、アミノバイタルをとり、最後にコップの水をかけながら走りました。ビル風か、風が正面から吹き付け前屈みになって風をしのぎま した。帽子が吹き飛ばされそうになるのを手で押さえました。風は考えていなかったな、、
 
 ハーフをすぎ、追い風になると期待していた風は、正面や 横から吹いて 気温も下がってきました。体が冷たくなってきました。きつくなって あと何キロしんどいなとか、、考えそうになると遠くの青信号をみて 気 持ちを空っぽにしました。少しペースをあげようと足に力を入れると、つりそうになってそれを何度か繰り返しました。
 復路、神田で包やんが、そし て、増上寺では大学のワンゲルの友人夫妻が声の限りに、体中で応援してくれました。心から、ありがとう。力になります。大出さん、Qちゃん、イカ、まみ 君、旭走友会の方にも応援いただき、その度に元気が出てスピードアップしようとしましたが、またまた足がつりそうになりました。横で回収車に乗る人を見て は、心が揺らいでしまいました。
 
 水道橋で応援をもらい、いよいよ登り。
 去年は雨、晴れていた一昨年と同じ光の中のゆるりとした坂道を 少し懐かしい気持ちで上りながら 、一昨年は追い抜いた香川の人に今年はすーっと追い抜かれました。四谷に入りやっと帰ってきたかという思いと、まだ2キ ロもあると、その2キロが長くて本当にきつく感じました。
 

1t5y0350 競技場に入りました。去年は雨でぬれたオレンジ色の競技場が、今年は乾いた空気が漂っ ていました。1周回ってゴール。自己ベストの更新もなりませんでした。先にゴールした礼子ちゃんが待っていてくれました。二人とも元気も気力もすべて出し 切って枯渇していました。ふらふらになりながら更衣室に入り、しばらくぼ~っとして動けませんでした。着替えの途中で礼子ちゃんがバタッと倒れてしまいま した。
 
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 みんな優しかったです。自分が好きで走っているだけなのに、みんな優しく応援してくれました。代々木競技場をスタートして東京のど真ん中 の広い広い車線を自分一人のもののように走ることができました。おばあちゃんになったら、ちょっと自慢できるかな。今日が、この一年間、この日の為に頑 張ってきた自分を弾けさせる発表会でした。ゴールしたときは達成感もなく、喜びもあまりなく、疲弊で、枯渇して、放心状態でした。でも、時間が経って元気 が戻ってくるといろいろなことが、きれいな色をつけて思い出されます。
 さよならパーティーで来年も30回東京国際女子マラソンが開催されるとの 発表がありました。あっちゃ~。練習して、ゴールして、自己ベストを更新して、今年で最後の東京国際女子マラソンを駆け抜け自分の中での花道を作って、こ れで終わり~!と、、目論んでおりました。思った通りにはシナリオは運びませんね。この揚げた拳の収まるところが見つからず、どうしたものか。

東京タワーを見ることもできなかった東京でしたが、時間が経ってようやく来年のエントリーを目指して、もうしばらく一生懸命走ろうとかなと言う気持ちが少しずつ湧いてきました。とどまることの出来ない、悲しいような嬉しいようなランナーのネーチャーですね。
ということで 私の挑戦はもう少し続くこととなりそうです。今年も目標に向かって、楽しく走ろうかなと思っています。

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コメント

なんだか

涙が出て止まらなかったよ。


あたしも お父さんみたいに お母さんみたいに

一生懸命頑張れる人に

たくさんの仲間ができるように

思い出にきれいな色がぬれるような

そんな大人になりたいな。

愛知の空の下で一人そう思いました。。


来週帰れるー 楽しみやぁー

「なんでも真剣にやらんとおもろ~ない」
でんな。

Kちゃんの完走記拝見しました。
私も2007年が最後と思って走りました。でも記録は振るわず。
しかし、周囲のみんなの優しさが身に染みました。
今年も最後の東京目指して頑張りたいと思っています。
11月にお会いできますように。

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